オール・イン・ワンがもたらす「柔軟性」と「拡張性」に着目
株式会社ジェイ・ビー・エムコンサルタント 様

- サービス基盤となるコンタクトセンターシステムのリプレースが必要
- システム連携などの作業は外注している
- 柔軟性・拡張性の高いソリューションを導入
- コンタクトセンターの業務効率と応対品質が向上
導入の背景
JBMコンサルタントについて
JBMコンサルタントは、研修・教育事業でスタートし、その後、テレマーケティングからコールセンターのアウトソーシング事業へと業務内容を拡大。これら2つの事業部のリソースを組み合わせ、より精度の高いサービスを提供しています。現在のコールセンター拠点およびエージェント席数は、本社内センター約80席と2013年6月から本格的に業務を開始した熊本支店内センター「熊本カスタマーディライトセンター」約60席で運営しています(2013年10月現在)。本社センターはアウトバウンド業務を主体に行い、熊本センターではクライアント企業のニーズを取り込みながら、今後インバウンドの拠点にして行く予定です。
上記を踏まえ、システム導入には以下の課題解決が求められました。
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業務拡大やセンターの分散化に容易に対応できること
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IPベースで、今後の事業展開に対して柔軟に対応できること。
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一元的な運用ができること
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アウトバウンド、インバウンドなど機能問わず、運用管理を一元的に行えること。
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既存システムと遜色なく、従来運用を踏襲できること
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これまでのUIから大きく変わらず、教育の時間などで業務に支障がないこと。
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設定変更の迅速な対応
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クライアント企業からの要望に迅速に対応できること。
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JBMコンサルタントではこれらの課題を踏まえ、数あるシステムやサービスを比較検討しました。その結果、必要機能をオール・イン・ワンで提供可能なインタラクティブ・インテリジェンスのCICを採用しました。
今回、導入を担当したシステム・インテグレータは岩崎通信機株式会社です。既存システムでの運用を踏襲できるようにCICのアウトバウンド機能にアドオンする独自ソフト「IW-OCS」を含め提案、構築を担当しました。
そして、重要なアウトバウンド業務の継承性については、SIerである岩崎通信機が、CICにアドオンする同社のアプリケーションソフトウェア「IW-OCS」を提供しました。CICのプレディクティブ・ダイヤラーのUIを従来の運用に近い形にカスタマイズすることができたのも選定の大きなポイントとなりました。
導入の成果
ソリューション
オール・イン・ワン・プラットフォームであるCICは本格的なアウトバウンド機能(プレディクティブ・ダイヤリング)とインバウンド機能の両方を提供でき、管理ツールや通話録音などアドオンされる機能も一元管理できる点を重視し選定しました。GUIによる優れたユーザーインターフェースが揃っているため、自社内でオペレータのスキル付替えやルーティングの変更、IVRの設定など様々な設定変更を行うことができるため、新規業務開設時の時間短縮、ランニングコスト低減に結びついています。
機能を増やす際に新たなサーバやシステムと組み合わせるマルチベンダーと違い、オール・イン・ワンシステムで対応できるため、必要な機能をライセンス追加するだけで使用できるので、拡張時の柔軟性も向上しました。アウトバウンド業務の継承性についてはIW-OCSを使い「発信リストの入出力、架電ルールのセット、オペレータ画面の作成、発信結果レポート」などの管理機能全般をGUIツールでカスタマイズすることで、移行による業務影響も抑えられました。
株式会社ジェイ・ビー・エムコンサルタント 執行役員 アウトソーシング事業部 部長 安江洋幸 氏
今後の課題と展望
今後は熊本センターを中心としたインバウンド受託の本格拡大と業務の多様化に伴い、イン/アウトバウンドのブレンド(マルチコール)運用や、メール・チャットを含めたマルチチャネル対応を進めて行く予定です。
顧客情報
商号 | 株式会社ジェイ・ビー・エムコンサルタント |
本社所在地 | 【本社】大阪市北区東天満 1-11-9 WAKEビル 6F 【東京支店】東京都中央区京橋2-12-9 寺沢ビル10F 【熊本支店】(熊本カスタマーディライトセンター)熊本県熊本市中央区花畑町4-7 朝日新聞第一生命ビル 10F |
設立 | 1993年 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 代表取締役社長 玉本美砂子 |
従業員数 | 156名(2013年11月現在) |