Genesys Cloudでの特定番号の着信拒否設定方法
以下の手順で設定を行っていただくと、特定番号の着信拒否が可能になります。
コールフロー毎の着信拒否設定方法
①管理画面からArchitect設定を開きます。
着信拒否を設定したいフローを選択して「開く」ボタンをクリックします。
②コールフローの設定画面が開きます。
「編集」ボタンをクリックして編集モードに入ります。
③編集画面になったら「ツールボックス」の「データ」を開きます。
④「データの更新」クリックして、そのまま「開始」ボックスの下にある矢印の上までドラッグします。
⑤以下の画面のように「開始」の下に「データの更新」ボックスが挿入されます。
⑥「データの更新」ボックスをクリックすると画面右にメニューが表示されます。
⑦「名前」をデータ更新から判りやすい名称に変更します(例:着信拒否設定)
⑧更新ステートメントの「+」ボタンをクリックします。メニューが表示されます。
⑨「コレクション」を選択してメニューから「電話番号コレクション」を選択します。
⑩以下のような画面が表示されます。
⑪「変数名:1」に「Task.blockedNumbers」と入力します。
⑫「+電話番号」をクリックします。
⑬「着信拒否したい番号を設定します。まず右のメニューボタンを押して「Σ式」を選択します。
⑭右上矢印をクリックして大きな式エディターを開きます。
⑮別ウィンドウが開きますので、ToPhoneNumberに着信拒否したい番号を1つ入力して「閉じる」をクリックします。
例:0353705147の番号からかかってきたら拒否したい場合
ToPhoneNumber("tel:0353705147") と入力
⑯以下のような画面になります(例:0353705147を着信拒否する場合) 複数の番号を着信拒否する場合は⑫~⑯を繰り返してください。
⑰着信拒否の判定を行うボックスを作成します。
「ツールボックス」から「論理」の▽をクリックして、「判定」をクリックしてから着信拒否設定ボックスの下までドラッグします。
⑱「名前」を着信拒否判定に変更します。
⑲式の右端からメニューを選択して「✓式」を選択します。
⑳右上矢印をクリックして大きな式エディターを開きます。
㉑別ウィンドウが開きますので
Count(Find(Task.blockedNumbers, ToPhoneNumber(Call.Ani)))> 0
と入力して「閉じる」をクリックします。
㉒着信拒否する番号を切断する処理を追加します。
「ツールボックス」の「切断」から「切断」を選択して「着信拒否判定」ボックスの下で分岐しているボックスのうち「はい」の下にある「ここにアクション…」ボックス上にドラッグします。
㉓以下のような画面になります。
㉔必要に応じて切断時にメッセージを流すことも可能です。
「ツールボックス」の「音声」から「音声の再生」を選択して「切断ボックス」の上の矢印上にドラッグします。音声の再生設定方法は省略させて頂きます。
㉕フローの設定が完了したら「保存」をクリックします。
㉖最後にフローの発行を行います。「発行」ボタンをクリックします。
以上で着信拒否設定は完了です。